愛の神経症とは、自分中心の性格に気づかず、自分の方

が相手に尽くして、頑張っているのに相手がそっぼをむい

た時、自分が愛の競争に負けたことが、内心では気になっ

ている場合が多い。目の前の人に対して、自分の愛情が拒

絶されるかどうかが最大の目的になっているので、相手の立

場を理解していない場合が多い。あるいは、全然考慮して

いない。

愛の神経症になっている場合、このメカニックを理解している

とかなり体が楽になる場合が多い。

※　愛の神経症になっていると思われる人に、直接聞いても

　　否定される場合が多い。自分で自分を認めることですか

　　ら。

　　幼い頃からのトラウマ（幼児体験など）や、たとえばお父さん

　　が厳しすぎて全然誉めてくれない、認めてくれないことなど

　　や、自分に対して愛情を注いでくれないなどの欲求不満が

　　蓄積されている場合がある。このトラウマの場合は、いらいら

　　したりする原因になることがある。

　　お母さんが原因と思われる場合は、過度の可干渉や、甘やか

　　しで発生する場合もある。女性の感情に同一化した場合、たと　

　　えば嫉妬深くなったり、競争心が強くなる場合がある。

　 普通言われるマザーコンプレックスは、依頼心の強い男性を表

　　す場合が多いが、現実の母親に対して不満があり、もっと立派

　　な母親になって欲しいとおもって欲求不満になっていた経験が

　　ある場合がある。こういう男性は無邪気なところもあり、女性が何

　　かたわいもないことを男性が言っていると思って無視していると、

　　恋愛の破局を迎えることもある。

　　※　女性は、原因がわからないので、また同じことを繰り返す。

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